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男はプライドで生きてくもんだ
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仕事を終えた僕にユウ君から着信が。

ユウ「おい。女用意したぞ。すぐに俺んちまでこいや。」

 僕「マジで!?どこの女?いくつよ?」

ユウ「詳しい話は会ってからにしようや。向こう待ってるから。」

 僕「ブ・・・ブラジャー!!(感極まったかのように)」

僕の人生でこの時くらいアクセルをベタ踏みしたことは無かった。
ユウ君と合流。僕は夜食を食うために助手席へ。早速二人は出発しました。

 僕「で?で?で?どんな女なん?」

ユウ「ええ女だぞ。多分一緒に来る友達もかなりの女だな。」

 僕「うわお☆で?で?で?歳は?」

ユウ「16。」

 僕「お母さん生んでくれてありがとう!で?で?スタイルは?」

ユウ「多分今まで俺が見た中で最強。」

 僕「キた・・・キたでぇ!!おらぁ!もっとアクセル踏めやぁ、ユウ!」

ユウ「おう・・・。」

 僕「なんや?何でそんなブルー入ってみてんの?最強の女が待っとるんやろ?」

ユウ「○○組に××会、族だと△△と□□が主なとこかな・・・。」

 僕「ちょい待てや。それめっちゃ有名なヤーさん絡みじゃねーか。」

ユウ「・・・などの諸々の組織と関係がある彼女です。」

 僕「・・・マジで最強だな。俺帰るよ。オマエはよ降りろや。」

ユウ「待って待って待って!お前のために遊ぶ約束とりつけたんやぞ!?」

 僕「そんな女と遊べるか!!そんなん本気で埋められたらどーすんだよ!」

ユウ「いやいや彼女自体は結構普通な女なんだよ。」

 僕「はぁ?ヤーさん絡みでまともな女がいるかよ!!」

ユウ「まあな。前科4つ持ってるらしい。」

 僕「なんだよレヴェル低い女だな。援交で前科か?」

ユウ「暴行、窃盗、恐喝、傷害だそうです。」

 僕「ほんと帰る。いや帰らして。お願い。」

ユウ「だーから待てって!!」

 僕「なんで女のくせに暴行とか傷害やってんだよ!?やべーよ!俺の人生最大のピンチだよ!」

ユウ「一応なこっちから誘ってんだよ。ブッチしたら俺の人生が終わってしまうわ!!」

 僕「そもそも窃盗で恐喝ってのも末恐ろしいよ!そーゆー世界に俺を関わらせんでくれよ!」

ユウ「あー!ピーピーわめくなよ!俺だって嫌なんだからよ!」

 僕「頼むよ。一人で行ってくれよ。マジで。」

ユウ「オマエ!俺がどーなってもイイってのかよ!?」

 僕「こーなると可愛いのは自分だけだ。許せ。」

ユウ「だからな、お前勘違いしてるよ。彼女マジで一般の女なんだよ。」

 僕「んー確かに落ち着いて考えてみっと、ヤーさん絡んでるくせに16の小娘ってのもおかしいな。」

ユウ「こないだケータイの出会い系で知りあったんよ。」

 僕「メル友なんか!?ははーん、なんだよ。その女フカシこいてるだけぢゃん。ビビって損した。」

ユウ「いやフカシってわけでも・・・」

 僕「そういうな、ヤヴァ系の名前だしていきがってる小娘にゃお灸をすえてやらにゃあかんの!」

ユウ「マジもんでヤヴァ系と知り合いなんだって。」

 僕「ああ?そんなん口からデマカセだろ?そういう馬鹿女よくいるやんか。3P決定やな。」

ユウ「だってな、普通に生きてる人間にゃ絶対知られるはずない幹部の名前とか出てくるんだぜ?」

 僕「マジで!?ほんとかよー?うそくせー。」

ユウ「お前は知らんやろうけどな、俺はソコソコ知ってるからな。かなり信憑性高いわ。」

 僕「さすが片足突っ込んでただけあるな。でもお前一回会ってるんやろ?外見知ってるんだし。」

ユウ「そんときは知らずにメールで会う約束したんよ。会って話してみてビックリ。」

 僕「そら、裏社会で有名な名前がポンポン出てくりゃあなあ。」

ユウ「気付かないうちに俺、敬語になってたもん。」

 僕「無理もねーな。俺ならそのままトンズラかましてるわ。」

ユウ「馬鹿。ヘタに刺激したら次の日に家燃えることになんぞ。」

 僕「さらーっと言わないでそんなダイナミックなこと。」

ユウ「でもな格好はマジでイイぞ?もうワカメちゃんみたいなスカートだもんよ。マンコ丸見え。」

 僕「それは嘘。」

ユウ「ああ嘘だ!嘘だけども!それくらい目に優しい女だってことやんか!」

 僕「で、ヤーさんの女を用意しましたって?笑えねー。笑いたくねー。」

ユウ「ヤーさんの女じゃねーって!単にヤーさんの知り合いが沢山いるって話でよぉ。」

 僕「そんなん16やろぉ!?幹部連の玩具になってるに決まってるやん!」

ユウ「そらそうやろ。でも若いからいーじゃん。16なんて滅多に遊べんまい?」

 僕「俺は嫌だぞ。後部座席でヤクとかキメられるのはよぉ。」

ユウ「大丈夫だろ。会ったときに目を確認したが、一応薬はやってない目だった。」

 僕「どーだか。あー帰りてぇ!!」

ユウ「まあまあ。とにかく今日は久しぶりにパーっと騒ごうぜー?」

 僕「俺は嫌なんだよ。気付いたら事務所に正座されてたりすんのは。」

ユウ「大丈夫だって。カラオケして盛り上がってサヨナラだから。」

 僕「はー最悪。」

ユウ「勿論、パーっと騒げてもその後どーこーなんてのは無しな。」

 僕「わかってるよ!頼まれてもヤれるか!残念ながら起ちもしねーよ!」

ユウ「ほんと、ヤれない女と遊ぶのも気分がのらねぇもんだよな。」

 僕「テメェが誘ったんだろが!!」

僕の人生でこの時くらい家が恋しかったことも無かった。
待ち合わせ場所に到着。ユウ君が彼女に連絡しました。

ユウ「おう。着いたぞ。おう。おう。えー?うん。わかったわ。んじゃ。」

 僕「一応敬語じゃ無いんだな。」

ユウ「ほっとけや。そうそうヘコヘコしてる俺じゃねえ。」

 僕「で、彼女何だって?」

ユウ「それがよぉ後10分待っとれって。」

 僕「はぁ?小娘が偉そーによぉ!」

ユウ「それ彼女に直接言ってみろよ。」

 僕「ゴメン、死にたくないし。」

ユウ「ほんまいつものキレやすいの抑えてくれよな。一緒に富山湾に浮かぶの嫌だから。」

 僕「全くだ。」

30分経過・・・。

ユウ「えーと、シカトですか。」

 僕「そらでかいバック付いてりゃ、俺たちは虫けらみてーなもんだしな。」

ユウ「どーする?このまま帰る?」

 僕「おう!!帰ろう!僕らの世界へ帰ろうよぉ!」

ユウ「でもよぉ、後から電話かかってきたらどーする?『ちょっとぉ!ドコにいんのよ!』って。」

 僕「そうだな・・。刺激したくないな。」

ユウ「言い訳のためにももうちょっと待っておくか。」

 僕「・・・鬱だ。」

1時間経過・・・。

 僕「もっかい電話してみろや。」

ユウ「おう。(ピポパポピ・・・)・・・・って、でねえしよぉおおお!!!」

 僕「・・・俺はよ、確かにクソみてーな人生の変態人間だがよ。ここまでコケにされて黙ってるわけにゃいかねえよ。それも16のパープリン女によぉ。」

ユウ「お前・・・・。」

 僕「ヤろうぜ、ユウ!三日はマンコ閉じねえくらいにヤりまくってやろうぜ!」

ユウ「俺は嫌だ。」

 僕「のってこいよソコでぇ!!いいから番号教えろ。俺のケータイでかけりゃ出るかもしんねー。」

ユウ「マジか!?」

 僕「16とヤりまくってから死ねれば本望。とりあえずどっかに高飛びでもするさ。ヤーさん関係だって16のバカのために深追いはせんまい。」

ユウ「ちょっとカッコイイじゃねえか、オマエ!なんか燃えてきたぞ!おら!番号だ!トコトン付き合ってやんよ!」

 僕「おっしゃぁ!!(ピポパポピ・・・)」

彼女『・・・もしもしぃ?ってかダレよアンタ?』

 僕『・・・あ、すいません。間違えました。』(ガチャ)

ユウ「お前ヘタレ決定。」

ちゃんちゃん。
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だだだだーんだだだだーんだだだだだだだだだだー!(FF7ボスバトルの着メロ)

  僕「もしもしー?」

 ユウ「・・・ハァハァ・・・・。」

  僕「ユウ?どしたん?」

 ユウ「・・今どんなかっこしてんのぉ?・・・ハァハァ。」

  僕「はぁ?」

 ユウ「・・・何色のパンツはいてんのぉ?・・ハァハァ。」

  僕「ピッ(切断)」

だだだだーんだだだだーんだだだだだだだだだだー!(FF7ボスバトルの着メロ)

  僕「もしー?」

ボンゴ「おう、俺様だ。」

  僕「どしたん?」

ボンゴ「今むっちゃイイ足した女子高生がトイレ入ってったんよ。」

  僕「は?それで?」

ボンゴ「早く来いよ!一緒にレイプしようぜ!」

  僕「ピッ(切断)」

だだだだーんだだだだーんだだだだだだだだだだー!(FF7ボスバトル)

  僕「・・・なに?」

 ユウ「・・ハァハァ・・・。」

  僕「だからなんなんだよ!?」

 ユウ「・・ハァ・・・もう濡れたぁ?・・ハァハァ。」

  僕「濡れるか!!ピッ(切断)」

まぁ面白いからいいけどね、結局のとこ。
 ユウ「昨日ヌいたエロビ最高だったー!」

ボンゴ「またエロビか。女おるっつーのにお前は。」

  僕「つーか昨日は彼女お泊りだったんだべ?いつ見たんだよ?」

ボンゴ「はーん、彼女が寝てからだろ?」

 ユウ「それ。」

  僕「はぁ?彼女が寝てる横でオナニー!?」

 ユウ「なんつーか別の意味でも興奮できたわ。」

ボンゴ「でもよく考えてみぃよ。彼女起こせばそれでえーやん、自分でせんでも。」

  僕「そーやそーや!寝ぼけ眼でフェラーリか、萌えるなー!」

ボンゴ「そーそー!うーんとかうなってる彼女のほっぺたにチンポこすりつけてよぉ!」

  僕「先汁がネターって糸ひいてな!」

ボンゴ「当然彼女は軽く拒否るわけだ。そこを鼻つまんで無理やり口開かせてな!」

  僕「ねじ込んだらうごごうごご言いながらもちゃんと舌は動いてるわけさぁ!」

ボンゴ「あー今度やってみよう。」

 ユウ「お前らはほんとに、三十前にもなって中坊みてーなこと言って。」

  僕「うそつけ!お前も興奮するくせに自分だけ大人ぶってんじゃねぇ!密かに試したい自分がいるはずだ、ほらそこに!」

 ユウ「あーうるさい。ぶっちゃけ彼女とヤる気起きねーんだわ。」

ボンゴ「いきなりカミングアウトすんなよ。」

  僕「ほんまや。なんかシリアスな雰囲気になってもーたやないか。」

 ユウ「だってよー俺の女オナニー好きでよぉ。」

  僕「ちょっと待て!何か?オナニー好きなヤツとはエッチできねぇってのかよ!?」

ボンゴ「シゲ、目がマジだぞ。」

  僕「すまんすまん、トラウマが。」

 ユウ「最後まで聞けって。その大好きなオナニーするときにな、指三本使うんだってよ。」

ボンゴ「ガバマ~ンコ。」

  僕「そのマンコはすでに割れ目じゃなくて隙間だな、単なる。」

 ユウ「つーことは何だ。俺がいつも挿入してるときに彼女は当然指三本と俺のチンポの直径を比べてるってことやんか!正直自信ねーよ!自分の指三本とチンポ並べて見てみたわ!負けてるってかなりの割合で!そんなん気持ちよくなってる自分が情けないわ!彼女は物足りねーに決まってんのによぉ!」

  僕「・・・・そうか。その気持ちよくわかるぜブラザー。」

ボンゴ「いろんな意味で小せぇ男どもだな、お前らは。」

 ユウ「馬並みなお前にはわかんねー問題なんだよ!」

  僕「いっつも手マンは指一本に決めてる男の気持ちがわかんのかよ!そうすればいざ挿入したときにインパクトあるや~ん?とかそんな自分が大嫌いなんだよ!」

ボンゴ「でもよぉ、指三本よりもチンポは厚みがあるわけやん?そこらへんが女はイイんじゃねーの?そもそも形状からして全然違うもんを比べて落ち込んでても始まらんまい。」

  僕「そのポジティブシンキングを支えてるのはお前のでっけーチンポなんだよ。悔しかったら短小早漏で『え?いれた?今いれたの?』って真顔で問いかけられてみろってんだ!なぁユウ?」

 ユウ「それだけじゃねーんだ。」

  僕「え?」

ボンゴ「まだあんのかよ、うざってーなぁ。」

 ユウ「彼女マンペすんだよ。自慢げに。」

  僕「あたかも屁をたれるがごとくマンコから音を出す、伝説のアレか?」

 ユウ「それ。」

ボンゴ「アレって自分の意思でどーにかなるもんか?なんつーかチンポの出し入れで偶然空気入るとかそんな感じで起きるもんだべ?」

 ユウ「俺の女はそれを自由自在にやれるんだよ!エッチの後とかに『見て見てー☆』ってマンペかますんだよ!どーなのよ!?これどーなのよ!?」

ボンゴ「つまり締まりもすげーってことやんか。」

 ユウ「残念ながらそれがそーでもない現実!」

  僕「指三本の荒行が生んだ奇跡だな。」

 ユウ「なんかもうあんなのマンコじゃねーよ!俺には指三本のマンペなんだよ!そらエッチできねーって!」

  僕「うん、オナニー許可。」

ボンゴ「許可。」

 ユウ「わかったら俺のことはほっといてくれ。」

  僕「泣くなよ。」

 ユウ「泣いてねーよ!」

ボンゴ「マン~ペ指三本。」

 ユウ「殺すぞ?」
  僕「なぁなぁ、明日の国語さぁなんか俳句つくるんだってー。」

ボンゴ「へぇ俳句かぁ。」

  僕「ボンちゃん俳句作れるかー?俺おもいつかねー。」

ボンゴ「んなもん簡単だぁ。」

  僕「マジ?どんなのどんなの?」

ボンゴ「百円拾って買ったホットコーヒー。」

  僕「ええ!?なにそれ?」

ボンゴ「ちゃんと五七五だべ。」

  僕「字余りってやつじゃねーか?ってか季語ないじゃん!」

ボンゴ「んなもんホットコーヒーやんけ。冬にはつきものだ。」

  僕「・・・そっか。」
  僕「うわぁ!!おい、ボンゴ左見てみろよ!」

ボンゴ「ん?・・・・おお、綺麗やのぉ。」

  僕「ほんまに綺麗なお花畑やのぉ。」

ボンゴ「こういうのを紅蓮浄土って言うんだよな。」

  僕「・・・いや、違うだろ。」

ボンゴ「何が?」
 僕「もしもし。」

ユウ「おう、俺よ。元気かヤリマン?」

 僕「・・・ちっ。何よ?」

ユウ「舌打ちすんなよ。せっかく電話してやったのに。」

 僕「今忙しいのー。で、用件は?」

ユウ「・・何よ?用がなかったら電話しちゃイケナイ仲なんか、俺たちは!?」

 僕「多分ね。」

ユウ「わかったわい!もう切るわ!」

 僕「んな怒るなよ。マジ忙しいからさ。」

ユウ「おう、わかった。じゃ、頑張れよ!」

 僕「おう、じゃねー。ってか、何を頑張ればいいの?」

ユウ「それは聞かない約束だろ?」

 僕「そんなもんなん?」

ユウ「あったりまえやろが!・・・ほら、あんだろが、頑張らないといけない事。」

 僕「・・・んー・・・おお!よく考えたら色々あったわ!」

ユウ「だろー?それを頑張ってくれよ!んじゃ、マジ悪かったの。もう切るわ。」

 僕「おう、じゃ、頑張れよ!」

ユウ「何をだよ!?」

 僕「ええぇ!?」
ボンゴ「もっちーマンコペーロ?」

  僕「なんだよ。なんで疑問系なんだよ。」

ボンゴ「聞いてくれよ。」

  僕「そろそろ借金の返済終わるのか?」

ボンゴ「アホか!まだ400万残っとるわ!」

  僕「威張ることじゃないと思うが。」

ボンゴ「昨日さーすげーエッチしたくてさーいろんな女にアポとってたんよ。」

  僕「そりゃまたご苦労なこったな。」

ボンゴ「そんでよーまだ一発もヤってないそこそこ可愛い女が脈アリだったわけよ。」

  僕「ふーん。」

ボンゴ「でもその女バイト中とかでよぉはっきりオーケーせんわけよ。」

  僕「ほぅほぅ。」

ボンゴ「んでそうこうするうちに別のヤリマンがオーケーしてきてさー、しゃーなしでそのヤリマンとヤることにしたわけよ。」

  僕「めでたしめでたしやんか。」

ボンゴ「いやこれが問題大アリなんだよ。」

  僕「ああ、そのヤリマンの住んどるとこがすっげー遠いとことか?」

ボンゴ「そんな生易しい問題じゃねーんだよ。そいつクサマンなんよ。」

  僕「そりゃ参ったな。」

ボンゴ「前にヤったときはホテルだったし広いからなんとか我慢できたんやけど、今回は金無いし当然車でヤることになったわけよ。もうね、ちょこっといじっただけで車内がすげー臭いになったんよ!」

  僕「そうか、この暑さだから閉め切ってエアコンかけとったわけやな。」

ボンゴ「そーそー!もうね、臭さでゲロ吐きそうなっとったんやけどな、いじらねーと挿入なんかできんやんか。でもいじればいじるほどそいつのクサマンからこの世のものとは思えねーような臭いが噴出されまくるわけよ。思わず殴ってしまったわ。」

  僕「おいおいおーい!なんだよ殴ったって!」

ボンゴ「いや、くせーんだよボケぇ!みたいな。」

  僕「オマエは馬鹿か?何故殴る?なんなの?なんでオマエはそんなにデンジャーなの?」

ボンゴ「まあ聞けよ。俺はの、ちゃんと逢う前に言っといたんよ、風呂入ってマンコ洗ってこいってさ。オマエはクサマンなんだから石鹸出し入れして擦り洗いしてこいってさ。そこまで言っておいたんや。なのに何この臭い?」

  僕「はぁ?なんでそこまで言っちゃうのよ。彼女かわいそうやないか。」

ボンゴ「俺の方がめっちゃかわいそうやんけ!!逢って車乗せたらシャンプーのいい香りがしてよぉ、おお、こいつちゃんと洗ってきたんだなって安心しとったら滲み出すマン汁とともにこの臭いはなんだよもー!って感じやんか!めっちゃ不意打ちやん!オマエは石鹸直でも臭いきえねーのかスカターン!って殴るのは当たり前やないか!」

  僕「いやしかし・・・。」

ボンゴ「まぁまぁ、ともかくな、ゲロこらえて挿入したんだよバックで。」

  僕「なんだかんだ言ってヤることはヤるんだな。」

ボンゴ「一週間はたまっとったからな。で、ズッコンバッコンやっとったはいいが、なんか臭い倍増なわけよ。こいつ肛門の周りにクソこびりついてんじゃねーかって思うほどエスカレートしてくるわけよ、臭気が。」

  僕「うわぁ・・・。」

ボンゴ「だからバックで突きながら女にドア開けさせて、そのまま外でヤったわ。これがまた、外の空気のおいしーこと。」

  僕「どーしていったん止めて外出ねーんだろうなぁオマエは。まんまAVの世界やんけ。」

ボンゴ「ほんと参ったわあのクサマンは。」

  僕「そんで話は終わりなわけやろ。内容はともかくヤれたんだからいーじゃねーか。」

ボンゴ「アホ、こっからが大変だったんだよ。」

  僕「後は帰るだけやろが?」

ボンゴ「そう、とりあえず窓全開で帰っとったわけよ。」

  僕「臭いこもってるもんな。」

ボンゴ「したら最初にアポとれそーだった女から電話きてよぉ。」

  僕「あのバイト中だったやつね。」

ボンゴ「そーそー。バイト終わったから迎えに来てよー言うてきたんよ。これは行くっきゃないわけやんか。」

  僕「オマエはほんと元気だなぁ。」

ボンゴ「あんま待たせたら他の男呼ぶかもしれんし超特急でバイト先向かっとったがはいいんだけどさー、何か臭いんだよ。」

  僕「ズバリ、指だろ?」

ボンゴ「それ!もう指がすっげーんだよ!よく原形保ってられんなってくらいにクサマンの臭いが染み込んどってよぉ!」

  僕「そらまたすさまじいクサマンだったんだな。」

ボンゴ「風呂入りに戻っとる時間もねーし手洗えるとこって考えたら途中のコンビニしかないやんか?」

  僕「そんでコンビニ入って洗ったんや?」

ボンゴ「備え付けのハンドソープ空なるまで洗ってやったわ。」

  僕「んでレッツゴーか。」

ボンゴ「いや、ふと気づいたんだよ。チンポもやんって。」

  僕「そりゃそうだな。」

ボンゴ「いくら俺でもよぉ、このチンポ舐めれって言えねーよ。今度はゲロまみれにされちまうやんか。」

  僕「しっかし、チンポ洗うってなると風呂入りに戻るしかねーやん。」

ボンゴ「そのコンビニの洗面所で洗ったわ。」

  僕「えー!?どうしてそーなるわけ!?ってかどうやって?高さ的に難しくねーか?」

ボンゴ「だからの、洗面台の上に乗ってしゃがみこんでな、こうチャックからチンポ出して蛇口の下にたらすようにしてだな。」

  僕「オマエは馬鹿だ。ピカイチで馬鹿だ。」

ボンゴ「そんなこと言ったってよぉ、それしか洗いようがねーべ?」

  僕「そこで他の客とか店員が入ってきたら即逮捕ですよ、君。」

ボンゴ「アホか、洗面所なんだから洗っとって何が悪いがよ。」

  僕「ナニが悪いんだって!洗面台の上でウンコ座りしながらチンポ洗ってたら、そりゃもう猥褻物ってゆーか猥褻そのまんまやないか!」

ボンゴ「うるさいぁ、しょうがない事情をえんえんと説明しとったやないかー。」

  僕「あきらめて帰るよ普通は。そこでチンポも洗おうなんて考えないって。」

ボンゴ「そこが凡人の限界なんや。」

  僕「なに勝ち誇ってんだよ!単なる変態なだけやないか。」

ボンゴ「ま、結局誰も入ってこんだし、結果オーライ。」

  僕「つくづく馬鹿だな。馬鹿も極まってるな。」

ボンゴ「でもな、困ったことになったんよ。」

  僕「これ以上何があるってんだよ。」

ボンゴ「ハンドソープ空やん!?」

  僕「オマエが使い切ったんだろが!」

ボンゴ「いくら水で擦っても臭いぜんぜん消えんしよぉ、どーしよーかとさー。」

  僕「もうええやないか。オマエはがんばったよ。もうあきらめて帰ったんだよな?」

ボンゴ「トイレの消臭剤かけることにした。」

  僕「バカバカ!ボンのバカぁ!」

ボンゴ「これがまたイイ感じで臭い消えた上にラベンダーの香りに早変わり。」

  僕「・・・そんだけか?チンポ大丈夫だったんかよ?」

ボンゴ「うむ。むしろ水洗いで擦った分勃起しとったくらいや。」

  僕「よかったね。」

ボンゴ「さぁ!万事オッケー!と思って車戻ったらハンドルくさっ!?つーか車内がやっぱりくさっ!?」

  僕「ほんとしつこいな。」

ボンゴ「しゃーねーから香水一本買ってな、キャップ取って全部車ん中ぶちまけてやったわ。」

  僕「豪快やなぁ、何もかもが。」

ボンゴ「ようやくクサマンの悪夢が消え去ったところでまた超特急よ。」

  僕「今度こそめでたしめでたしだよな?」

ボンゴ「いーや、その女もう帰っとった。」

  僕「悲惨!哀れすぎるぞ、オマエ!」

ボンゴ「マジよ!めっちゃ腹立ったわ!今までの苦労はなんだったんや!」

  僕「ほらね、ボンちゃん。素直に帰ってゆっくり風呂入ってれば、チンポこそラベンダーにはならんでも、穏やかに一日が終えられたわけやないか。それをオマエはクサマンとヤったくらいで自分を見失って情けないぞ。」

ボンゴ「そーゆーなよ。しみじみ悲しくなってくるわ。」

  僕「ま、そんな日もあるって。また今度その女誘えばえーやないか。」

ボンゴ「おうよ。んで二度とブッチして帰ろう思わんように、そこのバイト先の窓ガラス割っといてやったわ。」

  僕「なんでー!?」

ボンゴ「肘で。」

  僕「ちゃうちゃう!なんでそんなことすんだよ!バイト先関係ないやん!?」

ボンゴ「アホ!このまま黙っとったらまたコケにされるやんか!見せしめは必要だ。」

  僕「おかしい。狂ってる。」

ボンゴ「こーゆーのは最初が肝心なんだって。向こう調子乗らせたまんまやったらまた適当なことされるやないか。」

  僕「・・・警報とか大丈夫やった?証拠残してない?」

ボンゴ「うむ。真夜中だったし誰も見てないはずや。」

  僕「忘れてるようだから言っておくが、オマエは二児の父親なわけやし、新聞載るようなことしちゃダメなんだよ?」

ボンゴ「わかっとるって!あ、そー言えば明日子供に会う日やった。連絡しとかんなあかんな。」

  僕「うん、そーして。なんか俺疲れたわ。」

ボンゴ「じゃあまたの!マンコペーロ?」

  僕「・・・それやめて。」
ボンゴ「もしもし、そちら変態さんですか?」

  僕「なんだよ朝っぱらから!?」

ボンゴ「何しとったん?」

  僕「あぁ?今仕事終わったとこや。」

ボンゴ「ふーん。じゃ今から集合な。レジャランいこうぜ。」

  僕「やだ。」

ボンゴ「何でよ?」

  僕「今日はこれからドラクエ買ってしこたまヤりまくって寝る予定なんだよ。」

ボンゴ「なんだそりゃあ?さみしーのぉ。」

  僕「ほっとけ!今日も夜勤なんだよ!」

ボンゴ「そうカッカすんなよ。タマっとるからって。」

  僕「そりゃオマエもだろが。偉そうに言うなや。」

ボンゴ「はっはー!俺こないだヤリマンと一発ヤってきたもんねー。」

  僕「うそ!?また自分だけかよ!!今度は3Pって約束だったやんかぁ!!」

ボンゴ「すマンコすマンコ。だってオマエ夜勤なんやもーん。」

  僕「いつもそーだよ。で、どこでヤったん?」

ボンゴ「あ?外だよ外。」

  僕「金ないもんね。車か。」

ボンゴ「いや。外だって。野外。」

  僕「野外ライブかよ!?」

ボンゴ「八重津浜のさ、公園みたいなとこあるやんか?」

  僕「おーおー。」

ボンゴ「そこのベンチの上で。」

  僕「何あっさり言ってんだ、今何月だと思ってんだよ。」

ボンゴ「寒かったー。俺真っ裸だったし。」

  僕「なんでだよ。何故脱ぐ。」

ボンゴ「スッポンポンで靴下だけになってたわ。」

  僕「頭おかしいぞソレ。」

ボンゴ「さすがに女も寒いって泣きそうになってたな。」

  僕「女も脱がしたのかよ!?」

ボンゴ「だって俺だけ素っ裸ってのも恥かしいじゃねーか。」

  僕「そもそも野外ってのからして恥かしいとは思わないのか?」

ボンゴ「んー。車にユウ乗ってたし。外でヤるしかなかったんだもんよ。」

  僕「おいおい。ユウを待たしてたのかよ。鬼やな。」

ボンゴ「ユウもまさかヤってきたとは思わんだと思う。ものの10分ほどの出来事やったから。」

  僕「さすがにこの寒さで素っ裸じゃな。それくらいが限界だろ。」

ボンゴ「『ちょっと一緒に散歩しようぜ』って車から連れ出してな。」

  僕「ユウ同様、女もまさかソコで仕掛けてくるとは思ってなかっただろうなぁ。」

ボンゴ「ゆーたら奇襲やね。」

  僕「しかし何故お互いスッポンポンでヤることになったのか未だに想像もつかんが。」

ボンゴ「その女、めっちゃフェラ巧かったんだよ。」

  僕「余計にわからん。」

ボンゴ「だからの、一緒に歩いとっての、まず服の上からオッパイ揉んだわけ。」

  僕「ちょちょちょっと待って。何の前置きもなしに?」

ボンゴ「オマエも丸くなったのぉ?ヤリマン相手だぞ?」

  僕「そりゃそーだけどさ。さすがにいきなり揉むってのはどーなんだ?それも無言やろ?」

ボンゴ「知るか。チラっと女みたらコレがまたピチっとした服着とったわけさ。」

  僕「なるほど。こう胸が強調されてたわけね。」

ボンゴ「したら鷲掴むやろぉムギュっと。」

  僕「あーそーですか。」

ボンゴ「そしたらオマエ、ノーブラだったんよコレが。」

  僕「お。イイねぇ。」

ボンゴ「で、『なんよ、オマエもその気かよ』って言いながら服の中に手突っ込んで生で揉んだわけ。」

  僕「いい加減そのAVもどきなヤり方やめろよ。」

ボンゴ「したら『ダメだよぉ』とか嫌がるわけよ。舐めてんのかと。」

  僕「いや普通嫌がるよ。とっても自然だよ。」

ボンゴ「それを無視して今度はパンツん中に手突っ込んだら、おいおいマンコ大洪水だよ。」

  僕「うわー。さすがヤリマン。」

ボンゴ「だからの『は!もうこんなに濡らしといて何がダメよ?』って言ってやったわ。」

  僕「男優じゃねーかオマエ。」

ボンゴ「したらその女なんて言ったと思う?」

  僕「知るか。もったいぶるな。」

ボンゴ「『ヤるんならそれでいーけど、一杯キスマークつけてね』だってー!」

  僕「なんだよソレ。そりゃ萌えますな。」

ボンゴ「ってわけで『んじゃ、しゃぶれや』とこーなったわけ。」

  僕「おお、ようやっとソコに話がいったな。」

ボンゴ「これがまたすっげーフェラだったんだよ。」

  僕「ひねりこみアリですか?」

ボンゴ「アリまくりでした。コークスクリューフェラって感じ。」

  僕「ハートブレイクショットかよ!?」

ボンゴ「んでよ、しゃぶらせるってなるとズボン脱ぐやんか?」

  僕「あー膝まで下げるってことね。」

ボンゴ「そーそー。」

  僕「そのかっこのまんま挿入まですりゃいいじゃん。全裸にならんでも。」

ボンゴ「いやその女のフェラがあまりに巧かったんでイきそうになったんよ。2分くらいで。」

  僕「そりゃまた新記録やのぉ。」

ボンゴ「でも久しぶりなんやし、口に出すのはもったいないやろ?」

  僕「んー、ソコは何とも。二発やればいいやんか。」

ボンゴ「バカ。あんなに寒いとこで二発もヤっとれっか!」

  僕「寒いんならそもそもエッチしなけりゃいいんじゃ・・・。」

ボンゴ「ってことでさっさと挿入しようとしたんやけどよ、ほらズボンが膝まで下げてあるやろ?」

  僕「あーなるほど見えてきたよ。」

ボンゴ「思うように動けんわけよ!なんかヒヨコちゃん歩きになってしもて。」

  僕「滑稽だねぇ。深夜でよかったやんか。」

ボンゴ「で、いじくらしくなったんでズボン脱ぎ去ったわけ。ついでに上も全部。」

  僕「そこ!そこおかしいと思います。下だけでええやんか。」

ボンゴ「オマエ・・・そんなんバランス悪いだろが!!」

  僕「そーゆーもんですか?」

ボンゴ「そーゆーもんだ。上は着たままだとまるでトイレに入るとき下全部脱ぐやつみてーじゃねーか。」

  僕「俺、オマエのそーゆー論理ついていけんわ。」

ボンゴ「さて、全裸で靴下だけとなった俺の前に転がっている女はどーなんだ?」

  僕「はぁ。」

ボンゴ「何で服を着ているんだと!俺はこのクソ寒い中スッポンポンになっていると言うのに!!」

  僕「いやいや待って待ってぇー!」

ボンゴ「なによ?イチイチ。」

  僕「オマエそんな理由で女もマッパにさせたんか?」

ボンゴ「そうだぁ。だっておかしいやんか。片方マッパで片方服着てたら。」

  僕「またバランスですか?」

ボンゴ「そうバランスだ。」

  僕「アンタぁおかしーよ。そんなん彼女には関係無いことやろが?」

ボンゴ「はぁ!?これから一発カマすんや。めっちゃ関係あるっちゅーねん。」

  僕「いや、そういう意味の関係じゃなくてさ。」

ボンゴ「オマエのぉ、エッチって何だと思うん?」

  僕「ズバリ、マンコですか?」

ボンゴ「そんなんだからオマエは毎回毎回女からの別れ文句で罵倒されんだよ。」

  僕「ひ、ひどいよ。」

ボンゴ「エッチてのはなぁ、肌と肌の触れ合いよ。温もりと温もりで気持ち伝えあうんだよ。」

  僕「ってか相手はヤリマンでしょ?問答無用でチチ揉みだした男のセリフだとは思えん。」

ボンゴ「それは導入部での話やろが。事エッチに至ったらヤリマン相手でも手は抜かねー。」

  僕「思いっきり自分ルールですね。清々しいくらいだ。」

ボンゴ「女がマンコにしか見えないオマエには一生わからん境地だ。」

  僕「ほっとけ。で、とにかくそれで脱がしちゃったわけね?」

ボンゴ「おうよ。それがまた・・・上がのトレーナーの下にブラウスみたいなん着とっての。」

  僕「えー?ピチっとしとったんやろぉ?何気に厚着やなぁ。」

ボンゴ「俺もビックラこいたわ。ちょっと待てと。このごに及んでブラウスって何だと。」

  僕「正直、めんどいよねブラウスは。」

ボンゴ「だから引き裂いてやったわ。ブチブチィって感じで。」

  僕「・・・あえて言うよ。どーして引き裂く?どーしてボタンを外さない?」

ボンゴ「オマエも案外細かいな。そんなもんイチイチ外しとれっかぁ?こっちは基本的に寒いんだよ!」

  僕「いやホラ、人の服やんか?ブチブチィってひどいやんか?」

ボンゴ「俺の息子をこれ以上待たせる方がひどいわ!!もう先汁漏れまくりで大変なことになってんだよ!!」

  僕「もう何も言いたくなくなってきたんだけどね。挿入してからゆっくり脱がしてもええんじゃない?そのほうがAVライクで好みなんとちゃうの?」

ボンゴ「エッチのときの俺に妥協は存在せん。」

  僕「妥協じゃないでしょ!?入れながら脱がす方が盛り上がるやないか!!」

ボンゴ「何々しながら何々。それで何人の女をオマエは傷つけてきたんだ?」

  僕「うわ。直球ぅ。」

ボンゴ「俺はスッポンポンになってスッポンポンの女を抱きたかったんだ。理由はそれで十分なんだ。」

  僕「おかげで彼女、クソ寒いのに全裸にされてあまつさえブラウスボロボロ。オマエは何様のつもりだ?」

ボンゴ「神様じゃバカタレ。」

  僕「言い切れる辺りがすごいよ。もう何も言うまい。」

ボンゴ「ってわけでめでたく挿入完了。いやーマンコってほんとにイイもんだなぁ。」

  僕「めでたくないめでたくない。彼女、とんだ迷惑やなぁ。」

ボンゴ「アホか。近所が気になるくらいヨガってたわ。エコーかかってたもん。」

  僕「あー、野外のベンチの上っていう前提を思い出したわ、今になって。」

ボンゴ「そのベンチにドバァっと発射してやったわ。」

  僕「アンタが外出し?珍しい。なら顔に出してやりゃよかったのに。」

ボンゴ「そんなんカワイソーやろが!!」

  僕「今更その優しさ。わけわからん。」

ボンゴ「第一、精子臭い顔した女車に乗っけれっかよ。汚い。」

  僕「それが本音か。」

ボンゴ「でよぉ、その女すっげぇ濡れとったからよぉ、チンポべたべたになったわ。」

  僕「さすがヤリマンですなぁ。」

ボンゴ「しゃーないから脱がした女の服でチンポ拭いたわ。」

  僕「えーっと・・・例のブラウスとか?」

ボンゴ「おお。丁度いいところにあったーって思っての。」

  僕「頼むからさぁ・・・何か一個くらい普通にしてよ。」

ボンゴ「はぁ?だってティッシュ無かったもん。そりゃ服で拭くしかないやん。」

  僕「無いに決まってるやろぉ!?野外だろ?ベンチの上だろ?あるはずないやんか!!」

ボンゴ「だから服で拭いたんやん。普通やん。オマエうるさいよ。」

  僕「そんなんベタベタのままパンツにしまっとけよ!女の服でって。」

ボンゴ「そのままチンポしまったらめっちゃ臭くなるやん。嫌やん。」

  僕「知っとるわそんくらい!でも野外だしティッシュ無いし我慢しろよ!」

ボンゴ「エッチのときの俺に妥協は存在せん。」

  僕「妥協じゃねーってば!!常識っていうかモラルの問題だよバカ!!」

ボンゴ「ええやん、ヤリマンなんだから。」

  僕「ヤリマンでも関係ねーわい!最低でも自分の服で拭けよ!!」

ボンゴ「えー?自分のでー?汚いやん。ヤダよー。」

  僕「いやだから・・・・はー、疲れる。」

ボンゴ「オマエが勝手にイチイチいちゃもんつけるからやろが。」

  僕「オマエがイチイチツッコミどころ満載だからだよ!」

ボンゴ「ま、なんのせ女送ってから明け方にユウと二人で現場見に戻ったわ。」

  僕「どーだい、現場を見て?」

ボンゴ「笑えたねー。こんなとこで素っ裸の男と女がエッチしとったと思ったら。」

  僕「俺的には靴下だけは履いてたってのが笑えるが。」

ボンゴ「ケータイのデジカメで撮っときたかったなぁ。」

  僕「証拠は残さん方がいいぞ。ぶっちゃけレイプなんだから。」

ボンゴ「そーかなー?あの女も乗り気なこと言ってたわけやし、合意じゃねーかぁなぁ。」

  僕「俺が思うにな、『してもいいけど』ってセリフにはな、服を引き裂かれるとかその服を汚されるとかは含まれてないと思うんだ、常識で考えると。」

ボンゴ「常識常識ってそもそも俺にそんな常識は通用せん。」

  僕「ほんとすごいよね。俺男でよかったなってマジ思う。」

ボンゴ「んなことよりさーオマエもレイプしたくねーか?」

  僕「ジョークにしてはあんまり笑えない話の流れだが。」

ボンゴ「そのヤリマンにさ、家に送るまでにお願いしといたから。」

  僕「お願い?」

ボンゴ「『今度3Pでレイププレイしようぜ!』って。」

  僕「・・・おお・・・神よ・・・・。」

ボンゴ「丁度車に制服着た女を先生がレイプするビデオあったから渡しといた。」

  僕「なんでそんなものが・・・。」

ボンゴ「『これ見て勉強してきてねー☆』ってさ。」

  僕「・・・落ち着いて冷静に考えてみてくれ。彼女の立場になってみるんだ。」

ボンゴ「何それ?」

  僕「いきなり電話で呼び出されて海に連れてかれてさ、その日会ったばかりの男がいきなりチチ鷲掴みにしてくるわけ。」

ボンゴ「うんうん。」

  僕「んで無理矢理しゃぶらされてたらいきなり男が全裸になるんよ。でも靴下は履いている。ここポイント。」

ボンゴ「ほうほう。」

  僕「ま、それで入れられてイったら終わりって思うやんか、いくらヤリマンでもさ。」

ボンゴ「そーかもな。そーゆー経験は多いだろうな。」

  僕「したらその男、狂ったように自分のブラウス引き裂きだしてさ、あれよあれよと言う間に自分もマッパ。想像すらしたことないような仕打ちを受けるわけよ。」

ボンゴ「はっはっはっは。」

  僕「寒いよ。ゆーたら11月も終わりの時期よ。そんでマッパ。野獣のような男がフンフン言って挿入してるわけ。」

ボンゴ「うーん。」

  僕「ま、とにもかくにも終わってさ、服着ようとするわな。寒さに耐えてたわけ。早く着たいわけ。」

ボンゴ「そうやな。」

  僕「服を手にとってみたらアンタ、ねちゃぁってなってる。も、精子まみれ。アーンド自分のマン汁コンボ。」

ボンゴ「・・・ぷ!はっはっはっはぁ!!」

  僕「でも我慢するしかないよね。寒いもの。アンタに文句も言えない。言ったら何されるかわからんような男やし。彼女には悪魔に思えたろうな。」

ボンゴ「あー、ちょっとビビり入ってたのは確かだな。」

  僕「後は家に帰るだけ。とにかく生きてウチに帰れる。車に乗った彼女はホッとしてたろうよ。」

ボンゴ「・・・んな大袈裟な・・・。」

  僕「したら変なビデオ渡されて『今度はレイププレイしようねー☆』だってさ。」

ボンゴ「・・・ひでぇ話だなオイ!!なんてひでぇ男なんだソイツは!」

  僕「おせーよ!!どこまでもおせーよ!!最初に気付けよ!!それがオマエのしでかしたことなんだよ!!!」

ボンゴ「見事な要約で思わず同情しちゃったぢゃないか。かわいそうやなぁあの子。」

  僕「だろー?どう考えてもまともな人間のすることじゃねーよ。」

ボンゴ「でもヤリマンなんだから。」

  僕「ヤリマンにも人権はあんだろーが?少なくともオマエの扱いは人間に対するもんじゃないな。」

ボンゴ「そーなのか?まーそれでいーや。」

  僕「わぁアッサリ。」

ボンゴ「気持ちよかったしスッキリできたし、俺が満足してるんだから。」

  僕「久々に俺はアンタに戦慄した。」

ボンゴ「んー、でも3Pレイプはやるんでしょ?」

  僕「ハイ!よろしくお願いしまッス!!」
ユウ「もっちりもちもちズキューンズキューン!」

 僕「うるさいよ。」

ユウ「久々に電話したらそれか?このヤリマンめ!」

 僕「だからヤリマンじゃねーし。俺男だし。」

ユウ「うっさいわ!オナニストめ!」

 僕「オナニーといえばこないださぁ、ちょっと部屋の掃除したのよ。」

ユウ「明日は槍が降りそうだな。」

 僕「そんでさぁ床を雑巾がけしたのよ。」

ユウ「ああ、フローリングなっとるもんな。」

 僕「んでパソコンを動かしたらあらビックリ!」

ユウ「そーゆーオバハン口調やめよーぜ。」

 僕「一面に白い斑点が!よく見たらパソコン本体にもちょこちょこと!」

ユウ「なんだそれ?」

 僕「ほら、俺パソコンでエロ動画見ながらオナニーするやん?」

ユウ「なんだよ精子の跡かよ!?」

 僕「そうなんでごわす。我ながら恥かしかったなぁ。こんなとこまで飛ばすんだーポッみたいな。」

ユウ「でも別に自分の部屋なんだしえーやん。汚いこたぁ汚いけど。」

 僕「それがさぁ母親と一緒に掃除してたからさぁ完璧見られた。」

ユウ「うわ!恥かし!」

 僕「なんだろねぇこれー?とか言いながら、彼女目が泳いでいたよ。」

ユウ「つーか一人で掃除しろよー。」

 僕「いやぁ俺、母親が無理矢理掃除始めないと片付けたりしない男やし。」

ユウ「まったくいい歳してー。」

 僕「面目ない。やっぱオナニーしたあとはきちんと処理しないとね。」

ユウ「まぁ俺の場合テレビ画面にかかっちゃうけどな。」

 僕「ちょっと待て!オマエはそんなに飛ばすのか!?」

ユウ「いや飛ばすってゆーかさ、エロビデオ見ててオナニーするやろ?」

 僕「ふつーはあぐらかいてやるよな。」

ユウ「そんでイきそうになったらさ立ち上がって画面に近づいていくのよ。」

 僕「なぜ立ち上がる!?そして近づく!?」

ユウ「そこらへん興奮してる状態なわけやし、大目に見てくれよ。」

 僕「おかしーぞ、それ絶対!」

ユウ「んで画面に映ってる女優の顔に向けて思いっきり発射するわけよ。」

 僕「擬似顔射かよ!?」

ユウ「最後の一滴が出終わるまで画面にこすりつけてます。」

 僕「何から何までおかしーぞ、それは!」」

ユウ「もうね、終わった後の処理がむなしーわけ。オマエなんてまだ床とかだからマシだよ。」

 僕「いやぁ世界は広いなーって感じたよ、今。」

ユウ「処理しないでそのまま寝ちゃった日には次の日死ぬほどビビるぞ?」

 僕「そりゃテレビ画面が白濁色だったらねぇ。」

ユウ「一瞬テレビ壊れたのか!?とか思うわ。」

 僕「だいたいこすりつけるのはいいけどさ、そのとき画面が変わって男優の部分がチンポの位置にきたらどーすんの?」

ユウ「そりゃあもうめちゃめちゃ気分悪いからもう一回オナニーするね。」

 僕「結構シビアじゃねーか?」

ユウ「だから前段階でちゃんと時間配分とか考えとくわけ。一回流して見てからさ。」

 僕「ああ、発射所の他にこすりつけ所も調べとくわけね。」

ユウ「実に時間の無駄な気が毎回するけどな。こればっかりは手を抜けねぇ。」

 僕「人生は手抜きのくせにな。まったくいい歳してー。」

ユウ「ま、俺のこだわりってことで。」

 僕「化粧惑星かよ。」
 僕「もしもし?」

ユウ「おう、俺よ。」

 僕「どーしたん?」

ユウ「いやさぁ、ボンゴから連絡あったろ?」

 僕「あー、あったあった。」

ユウ「何か言っとったか?」

 僕「んー、昨日レジャランでナミを見たぞとかなんとか。」

ユウ「あーやっぱりか!」

 僕「そんくらいの大したことない話やったぜ?」

ユウ「そっかー、やっぱり俺が行かなあかんか?」

 僕「はぁ?」

ユウ「でも今俺、伏木のあたりにおっからよ。一時間はかかるぜ?」

 僕「はー。伏木ねぇ。」

ユウ「今ちょっと大切な用事でここにおるしなぁ。」

 僕「だからさー、さっきから何を言いたいのかわからんがやけど?」

ユウ「うん。うん。そりゃやっぱ俺が行かなあかんなぁ。」

 僕「ほんまようわからんけど、なんのせじゃあ来てくれよ。うん。」

ユウ「おう、じゃなるべく急いで行くからよ!無理すんなよ?」

 僕「???お、おー、わかったわ。」

ユウ「じゃな!(ブチ!」

この意味不明な電話の後五分経過。

 僕「もしもしー?」

ユウ「おう!さっきは助かったわ!」

 僕「もう大体察しはついたけどさー、いい加減脱出の口実作りに人を使うなよ!」

ユウ「だってよー、だいぶメールで仲良くなっとってよー、ようやく逢った女の子だったんよー。」

 僕「中々いきなり帰るってきっかけがつかめない状況はようわかるけどな。」

ユウ「いやね、俺ね、こんだけ出会い系でゲテモノつかんできた経験は伊達じゃないよ。」

 僕「確かにな。」

ユウ「そんな俺でもアレはないわ。もう形容詞が思いつかんもの。」

 僕「そんなにブサイクだったんか?」

ユウ「待ち合わせ場所が暗かったんだけどさー、遠目に見たシルエットが笑うセールスマンみたいだったんだぞ?」

 僕「その瞬間アクセル踏めよ。」

ユウ「馬鹿、車の正面から来たんやぞ?轢いてしまうわ!」

 僕「まあ笑うセールスマンならそれでも死なないと思うけど。」

ユウ「いや死ぬとか言う前にさ、そのあと家に帰って車降りたとたんに足首つかまれたらどーすんだよ!?」

 僕「ああ、轢いたと思ったのにそのまま車体の下にへばりついて生きてられたら怖いってわけね。」

ユウ「そんなん心臓によくないやろが!返り血から子供が生まれそうな生物やったし。」

 僕「轢かなかった理由がソレってだけでもどれほどのブサイクだったか想像に難くないな。」

ユウ「アル意味轢いたほうが世界のためになったかもしれんほどや。」

 僕「ま、うまく逃げ出せたんやからよかったやんか。」

ユウ「まーな。でもよぉ、これがとんでもねークサマンでよぉ!」

 僕「ヤったのかよ!?」

ユウ「当たり前やん。」

 僕「当たり前なんだ?ってかヤるなよ!頼むよユウちゃん!」

ユウ「オマエな、よく考えてみい?俺たちいくつよ?」

 僕「今年で24やね。」

ユウ「そんで18歳の女とヤれる機会ってどんくらいよ?」

 僕「まあまず滅多にないよね。」

ユウ「じゃあヤるだろう?むしろクサマンでもありがとうございますってなもんだ!」

 僕「なんか無理してないか?」

ユウ「あのなぁ、さっきの化け物に夜逢うために俺がどれだけの苦労したと思っとんがよ?」

 僕「俺だってそんくらいの苦労はしてきたわい!」

ユウ「しかしオマエはクサマン回避率が高いやんか!」

 僕「オマエは今のとこ5人連荘だよな、実際の話。」

ユウ「助手席に横たわる笑うセールスマンのパンツを脱がせた俺の気持ちがわかるか?そしてクサマンなんだぞ!?」

 僕「だからさー気持ちはわかるって。でもヤるなよ。もうちょっと誇りもてよ。」

ユウ「生粋のオナニストのオマエにはわからんわ!俺はオナニーだけじゃ嫌なんだよ!」

 僕「失礼なヤツやなーほんまに。オナニーのどこが悪い?」

ユウ「虚しい!それに尽きる。」

 僕「それが人外のクサマンにチンポつっこむ理由か?」

ユウ「それ以外に何があるっちゅーねん!」

 僕「だからヤったならヤったで会話の前置きが違うやんか。」

ユウ「いやほんとあのアウターゾーンの凄さをオマエに伝えたかったんだよ。」

 僕「オマエは21世紀のコロンブスだよ。尊敬するよ。」

ユウ「んでよぉそのクサマンにつっこんでから指洗ってないからよぉ、今からオマエに嗅がせに行くわ。」

 僕「いやもう寝るんで。」

ユウ「はっ!オマエの友情はそんなもんかよ!?」

 僕「・・・ブチ!(切断)」

こんなゲテモノイーターのユウ君にも最近彼女ができました。
願わくばその彼女がマンコケアにきめ細かい女の子でありますように。
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