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男はプライドで生きてくもんだ
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仕事を終えた僕にユウ君から着信が。

ユウ「おい。女用意したぞ。すぐに俺んちまでこいや。」

 僕「マジで!?どこの女?いくつよ?」

ユウ「詳しい話は会ってからにしようや。向こう待ってるから。」

 僕「ブ・・・ブラジャー!!(感極まったかのように)」

僕の人生でこの時くらいアクセルをベタ踏みしたことは無かった。
ユウ君と合流。僕は夜食を食うために助手席へ。早速二人は出発しました。

 僕「で?で?で?どんな女なん?」

ユウ「ええ女だぞ。多分一緒に来る友達もかなりの女だな。」

 僕「うわお☆で?で?で?歳は?」

ユウ「16。」

 僕「お母さん生んでくれてありがとう!で?で?スタイルは?」

ユウ「多分今まで俺が見た中で最強。」

 僕「キた・・・キたでぇ!!おらぁ!もっとアクセル踏めやぁ、ユウ!」

ユウ「おう・・・。」

 僕「なんや?何でそんなブルー入ってみてんの?最強の女が待っとるんやろ?」

ユウ「○○組に××会、族だと△△と□□が主なとこかな・・・。」

 僕「ちょい待てや。それめっちゃ有名なヤーさん絡みじゃねーか。」

ユウ「・・・などの諸々の組織と関係がある彼女です。」

 僕「・・・マジで最強だな。俺帰るよ。オマエはよ降りろや。」

ユウ「待って待って待って!お前のために遊ぶ約束とりつけたんやぞ!?」

 僕「そんな女と遊べるか!!そんなん本気で埋められたらどーすんだよ!」

ユウ「いやいや彼女自体は結構普通な女なんだよ。」

 僕「はぁ?ヤーさん絡みでまともな女がいるかよ!!」

ユウ「まあな。前科4つ持ってるらしい。」

 僕「なんだよレヴェル低い女だな。援交で前科か?」

ユウ「暴行、窃盗、恐喝、傷害だそうです。」

 僕「ほんと帰る。いや帰らして。お願い。」

ユウ「だーから待てって!!」

 僕「なんで女のくせに暴行とか傷害やってんだよ!?やべーよ!俺の人生最大のピンチだよ!」

ユウ「一応なこっちから誘ってんだよ。ブッチしたら俺の人生が終わってしまうわ!!」

 僕「そもそも窃盗で恐喝ってのも末恐ろしいよ!そーゆー世界に俺を関わらせんでくれよ!」

ユウ「あー!ピーピーわめくなよ!俺だって嫌なんだからよ!」

 僕「頼むよ。一人で行ってくれよ。マジで。」

ユウ「オマエ!俺がどーなってもイイってのかよ!?」

 僕「こーなると可愛いのは自分だけだ。許せ。」

ユウ「だからな、お前勘違いしてるよ。彼女マジで一般の女なんだよ。」

 僕「んー確かに落ち着いて考えてみっと、ヤーさん絡んでるくせに16の小娘ってのもおかしいな。」

ユウ「こないだケータイの出会い系で知りあったんよ。」

 僕「メル友なんか!?ははーん、なんだよ。その女フカシこいてるだけぢゃん。ビビって損した。」

ユウ「いやフカシってわけでも・・・」

 僕「そういうな、ヤヴァ系の名前だしていきがってる小娘にゃお灸をすえてやらにゃあかんの!」

ユウ「マジもんでヤヴァ系と知り合いなんだって。」

 僕「ああ?そんなん口からデマカセだろ?そういう馬鹿女よくいるやんか。3P決定やな。」

ユウ「だってな、普通に生きてる人間にゃ絶対知られるはずない幹部の名前とか出てくるんだぜ?」

 僕「マジで!?ほんとかよー?うそくせー。」

ユウ「お前は知らんやろうけどな、俺はソコソコ知ってるからな。かなり信憑性高いわ。」

 僕「さすが片足突っ込んでただけあるな。でもお前一回会ってるんやろ?外見知ってるんだし。」

ユウ「そんときは知らずにメールで会う約束したんよ。会って話してみてビックリ。」

 僕「そら、裏社会で有名な名前がポンポン出てくりゃあなあ。」

ユウ「気付かないうちに俺、敬語になってたもん。」

 僕「無理もねーな。俺ならそのままトンズラかましてるわ。」

ユウ「馬鹿。ヘタに刺激したら次の日に家燃えることになんぞ。」

 僕「さらーっと言わないでそんなダイナミックなこと。」

ユウ「でもな格好はマジでイイぞ?もうワカメちゃんみたいなスカートだもんよ。マンコ丸見え。」

 僕「それは嘘。」

ユウ「ああ嘘だ!嘘だけども!それくらい目に優しい女だってことやんか!」

 僕「で、ヤーさんの女を用意しましたって?笑えねー。笑いたくねー。」

ユウ「ヤーさんの女じゃねーって!単にヤーさんの知り合いが沢山いるって話でよぉ。」

 僕「そんなん16やろぉ!?幹部連の玩具になってるに決まってるやん!」

ユウ「そらそうやろ。でも若いからいーじゃん。16なんて滅多に遊べんまい?」

 僕「俺は嫌だぞ。後部座席でヤクとかキメられるのはよぉ。」

ユウ「大丈夫だろ。会ったときに目を確認したが、一応薬はやってない目だった。」

 僕「どーだか。あー帰りてぇ!!」

ユウ「まあまあ。とにかく今日は久しぶりにパーっと騒ごうぜー?」

 僕「俺は嫌なんだよ。気付いたら事務所に正座されてたりすんのは。」

ユウ「大丈夫だって。カラオケして盛り上がってサヨナラだから。」

 僕「はー最悪。」

ユウ「勿論、パーっと騒げてもその後どーこーなんてのは無しな。」

 僕「わかってるよ!頼まれてもヤれるか!残念ながら起ちもしねーよ!」

ユウ「ほんと、ヤれない女と遊ぶのも気分がのらねぇもんだよな。」

 僕「テメェが誘ったんだろが!!」

僕の人生でこの時くらい家が恋しかったことも無かった。
待ち合わせ場所に到着。ユウ君が彼女に連絡しました。

ユウ「おう。着いたぞ。おう。おう。えー?うん。わかったわ。んじゃ。」

 僕「一応敬語じゃ無いんだな。」

ユウ「ほっとけや。そうそうヘコヘコしてる俺じゃねえ。」

 僕「で、彼女何だって?」

ユウ「それがよぉ後10分待っとれって。」

 僕「はぁ?小娘が偉そーによぉ!」

ユウ「それ彼女に直接言ってみろよ。」

 僕「ゴメン、死にたくないし。」

ユウ「ほんまいつものキレやすいの抑えてくれよな。一緒に富山湾に浮かぶの嫌だから。」

 僕「全くだ。」

30分経過・・・。

ユウ「えーと、シカトですか。」

 僕「そらでかいバック付いてりゃ、俺たちは虫けらみてーなもんだしな。」

ユウ「どーする?このまま帰る?」

 僕「おう!!帰ろう!僕らの世界へ帰ろうよぉ!」

ユウ「でもよぉ、後から電話かかってきたらどーする?『ちょっとぉ!ドコにいんのよ!』って。」

 僕「そうだな・・。刺激したくないな。」

ユウ「言い訳のためにももうちょっと待っておくか。」

 僕「・・・鬱だ。」

1時間経過・・・。

 僕「もっかい電話してみろや。」

ユウ「おう。(ピポパポピ・・・)・・・・って、でねえしよぉおおお!!!」

 僕「・・・俺はよ、確かにクソみてーな人生の変態人間だがよ。ここまでコケにされて黙ってるわけにゃいかねえよ。それも16のパープリン女によぉ。」

ユウ「お前・・・・。」

 僕「ヤろうぜ、ユウ!三日はマンコ閉じねえくらいにヤりまくってやろうぜ!」

ユウ「俺は嫌だ。」

 僕「のってこいよソコでぇ!!いいから番号教えろ。俺のケータイでかけりゃ出るかもしんねー。」

ユウ「マジか!?」

 僕「16とヤりまくってから死ねれば本望。とりあえずどっかに高飛びでもするさ。ヤーさん関係だって16のバカのために深追いはせんまい。」

ユウ「ちょっとカッコイイじゃねえか、オマエ!なんか燃えてきたぞ!おら!番号だ!トコトン付き合ってやんよ!」

 僕「おっしゃぁ!!(ピポパポピ・・・)」

彼女『・・・もしもしぃ?ってかダレよアンタ?』

 僕『・・・あ、すいません。間違えました。』(ガチャ)

ユウ「お前ヘタレ決定。」

ちゃんちゃん。
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